江戸紙切り 桃川 忠
講談界中興の祖名人といわれた二代目、桃川如燕の孫に当たる人物で、
幼い頃から独自(同時に二枚・三枚の作品が出来上がる本邦唯一)の紙
工術を案出、その紙さばきは見事な芸術品といえる。
斬新な工夫を盛り込んだ新時代の技と軽快な話術で、お客様のリクエ
ストに応えてハサミー丁で創り出すシルエットにファンの層は広い、こ
とに難しいと云われる動物・昆虫等を最も得意とし、似顔絵紙切りから
踊り子・宝船・メルヘンの世界までレパートリーは無限。
劇場・パーティー・お祭り・お座敷・大道芸、その他あらゆる所で活躍中。
江戸時代の古きよいものから現代に至るまで縁起物すべてを即興で制
作、笑いのなかに感動の喚声が上がる職人芸を披露致します。